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絵本とあそぶ会《石神井公園ふるさと文化館(会場:石神井松の風文化公園管理棟)》
2020年11月22日(日)
大型絵本だから遠くからでもばっちり楽しめます。
フルートを演奏する真似をしながら、みんなで大合奏のパネルシアター。
いろんな絵本が待ってるよ!読み聞かせで楽しむ午後の親子タイム

すっかり黄蘗色(きはだいろ)になったイチョウの葉が秋晴れの空に舞う、気持ちのいい午後。石神井松の風文化公園内にある管理棟の多目的室では、何冊もの絵本や紙芝居が並べられ、子どもたちが来るのを今か今かと待っています…。
これからこの部屋で始まるのは、石神井公園ふるさと文化館分室がオープンした当時から続いてきたイベント「絵本とあそぶ会」です。読み聞かせをしたり、手遊びをしたり、子どもたちにいろいろな作品と触れ合ってもらおうと年に3回開催されてきました。分室オープン当時から、練馬区ゆかりの文化人を紹介する事業のひとつとして、近隣の図書館との連携をめざしてきた結果、2014年10月に催された区ゆかりの絵本作家たちの作品を集めた展覧会「絵本の森へようこそ」より、南田中図書館のスタッフと共同したイベントを始めることができ、毎年途切れることなく続いてきました。
「絵本とあそぶ会」では毎回テーマを決めて絵本を選び、分室で展覧会が行われていればそれにちなんだ作品などが選ばれます。今回のテーマは、翌日の“勤労感謝の日”にちなんで「お仕事」に。さて、どんなお話がそろったでしょうか……?

開始時間が近づくと、続々と親子連れがやってきました。やはり感染症対策で、受付時の検温・消毒やマスクの着用は欠かせません。今年2月の開催までは管理棟内にある和室で行われていた会も、密を避けるためにより広い多目的室へと変更されました。これで子どもたちの席も広々と確保できます。
この日のために用意された絵本は全部で5冊、紙芝居が2組、そしてパネルシアターです。
さぁいよいよ読み聞かせが始まり、みんなの前に開かれた絵本は…なんと通常の絵本の何倍もあるジャンボサイズ!会場が広くなった分、離れた場所からもよく絵が見えるようにと、読み聞かせ専用の大型絵本が用いられました。紙芝居も負けじと特大サイズで、子どもたちの視線を集めます。
パン屋さん、コックさん、お医者さんなどみんながよく知っている職業から、王様やウルトラマン(!)まで色々なお仕事が次から次に登場し、子どもたちも興味津々です。最後は一番人気だったパネルシアター。童謡「やまのおんがくか」に合わせて楽器を弾く真似をします。音楽家になりきって「楽しかった!」と満足顔で会もお開きです。

公園の散歩がてら立ち寄った親子、本が大好きなので遊びに来た男の子、途中参加・退室もOKなので小さいお子さん連れも多く、誰でも気兼ねなく楽しめるイベントでした。
次回の開催は2021年2月7日(日)の予定で、1月23日(土)から石神井公園ふるさと文化館で開催される特別展「こわい?こわくない?わにわにの絵本展─石神井公園生まれのワニのおはなし─」に合わせて、「わにわに」のシリーズをメインに絵本を選ぶ予定だそうです。
「絵本の展覧会だとどうしても原画がメインになってしまい、お話に光を当てられることが少なかった。それがいつももどかしかったので、『わにわに』の展覧会ではお話にも注目してもらえる工夫をしています」と、学芸員の川崎さん。「『絵本とあそぶ会』では目だけではなく耳からもお話の楽しさを体験できるので、たくさんの子どもたちに来てもらいたいです。これからもあそぶ会は続けていきますので、ぜひいらしてください!」
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