見て、聴いて、演奏して
モダンチェンバロの
魅力を知る60分 チェンバロは16~18世紀に活躍した楽器。ピアノが弦を叩くのに対して、弦をはじいて音を出します。練馬文化センターにあるのは20世紀初頭に考案されたモダンチェンバロで、ペダルやリュートストップが付いていて、いろいろな音を出せるのが特徴です。
この日は、チェンバロ奏者の本間みち代さんによる、小中学生を対象としたワークショップが行われました。
参加者は、チェンバロの歴史や種類、音の出る仕組みを聞きながら、チェンバロの弦をはじく構造を興味深くのぞいていました。
次はチェンバロの演奏体験。参加者が楽譜を持ち込み、講師のアドバイスを受けながらペダルなどを操作すると、曲の印象が軽やかになったり、重厚になったり。モダンチェンバロならではの音色の変化を楽しみました。「鍵盤が2段になっているのが不思議」「いろいろな音が出るのが面白かった」「仕組みを知ることができた」とさまざまな感想が聞かれました。