《美術館を楽しむワークショップ》四季のみじたくシリーズ29夏のみじたく「白樺で編む栞/ブレスレットづくり」
2016.07.24(日)
内 容 もうすぐ暑い夏。
そんなときこそ涼しい地域に育つ木々のことを考えてみませんか。
白樺かごの工芸家、ユーリさんと一緒に、白樺の樹木の物語に触れながら、柔らかでしなやかな樹皮を用いてブレスレットもしくは栞を編みます。
日 時 7月24日(日曜)【A】午前11時~13時【B】午後2時30分~4時30分
会 場 当館創作室
参加費 500円(材料費)
持ち物 特になし
講 師 juli(白樺かごの工芸家)
対 象 小学4年生以上
定 員 各回10名(抽選)
申込締切 7月8日(金曜)必着【申込は締め切りました】
レポート
手作業や手芸的要素を用いて制作を行っている作家を講師に招き、参加者自身が「生活に寄り添うもの」を制作することで、ものづくりを楽しむことを目的としました。今回は白樺かごの工芸家ユーリさんと一緒に、白樺の樹皮を使って栞またはブレスレットを制作しました。まず白樺の樹皮を参加者本人に選んでもらいました。すこしずつ色や表情が違うのでよく観察しながら選びんでいきます。制作段階では、大人が子どもに教えたり、逆に子どもが大人に教えたりと、年齢を超えて一緒にものづくりをする一面が印象に残りました。
講師紹介
ユーリ (juli)(白樺かごの工芸家)
フィンランド、スウェーデン、ロシア、アメリカで白樺樹皮細工を学び、現在は北海道の白樺の可能性を研究しながら白樺かごを制作している。森の手入れからはじまり、材料である白樺樹皮の採取など、すべての工程を自らの手でおこなうことを大切にしている。
夢は北海道の白樺の物語を100年先の未来へ伝えていくこと。
長年、全国各地でのワークショップや白樺かご展を重ね、その物語を伝えている。
活動名のユーリ(juli)は、スウェーデン語で7月(july)の意味。julikago.tumblr.com/