5回目を迎える、日本大学芸術学部(通称「日芸」)美術学科と練馬区立美術館との共同企画展です。 今回は「アートいないいないばあ―アートの思考法―」と題して、日芸の教職員や卒業生16名の展示を行います。
子供をあやす時に行う「いないいないばあ」は、分離・再会、いない・いる、隠れる・現れるといった、予期や願い、驚きや喜びに通じます。芸術作品の制作や発表には、独特の思考法と世界がありますが、普段は隠されているかのように見えます。しかし本来は、こちらに現れ出でようとする意志をもっているのです。この展覧会では、絵画や彫刻、インスタレーション、写真、音楽など30点ほどの作品をもとにこれらの発想や思考回路を見せることで、アートの思考の可能性を再検証してみたいと考えます。
<開催案内>会 期 2013年6月27日(木曜)~7月7日(日曜)
休館日 月曜日
開館時間 午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料 無料
出品作家内山翔二郎、海老沢一仁、大槻孝之、大橋朋美、川上央、北沢一伯、鞍掛純一、笹井祐子、設楽俊、瀬島匠、田中里実、タムラサトル、冨井大裕、Nerhol(飯田竜太、田中義久)、東川哲也、福島唯史 (五十音順)
<会期中のイベント>アーティスト・トーク 『「あそびごころ」でアートする』大槻孝之(出品作家、美術学科教授)、笹井祐子(出品作家、美術学科准教授)、藤原成一(表象文化論、評論家)
日時 6月30日(日曜)午後2時から
シンポジウム 「アートで考える/アートを考える」 パネリスト 大西若人(朝日新聞編集委員)
蔵屋美香(東京国立近代美術館 美術課長)
高橋幸次(本展企画者、美術学科教授)
冨井大裕(出品作家、美術学科助教)
日時 7月6日(土曜)午後2時から