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展覧会
磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才
2011.07.12(火)~ 2011.10.02(日)
磯江毅(いそえつよし1954-2007)は大阪に生まれ、大阪市立工芸高等学校を卒業後まもなく単身でスペインに渡り、30年余りの長きにわたる滞西の間に油彩による写実絵画を探求しました。
やがてアントニオ・ロペス・ガルシアに代表されるマドリード・リアリズムの俊英画家グスタボ・イソエとして認められ、国内外で高い評価を受けました。彼のリアリズム表現は、文字通り事物の細部まで深く入り込んで具象的に描ききるだけでなく、現実世界が内包する神秘的なものまで捉えようとしているような精神の深まりを感じさせます。その根底には生死をかかえこむ生きものへの深い洞察と諦観が見て取れるのです。2005年には広島市立大学芸術学部の教授に就任し、日本での活躍が期待されましたが、2007年惜しくも53歳で急逝。生涯をかけた絵による存在探求の試みは、絵画の高みを示すものとして、死後もなお輝きを発し続けています。
本展は、現代写実絵画に鮮烈な痕跡を残した磯江毅の本格的な回顧展として、磯江の初期から絶作までの代表作約80点を一堂に集め、彼の芸術の軌跡をたどるとともに、その稀有な画業を追想するものです。


<開催案内>

会 期  2011年7月12日(火曜)~10月2日(日曜)

休館日  月曜日、ただし7月18日と9月19日は開館、翌日休館

開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)

観覧料  一般500円、高・大学生・65歳から74歳300円、
     中学生以下および75歳以上無料(その他割引あり)

主 催  練馬区立美術館、朝日新聞社

協 力  彩鳳堂画廊

後 援  スペイン大使館


<会期中のイベント>

講演会
1.逢坂剛(作家)「スペインの昨今」
  日時 7月23日(土曜)15時~16時30分
2.木下亮(昭和女子大学教授)「磯江毅とマドリード」
  日時 9月24日(土曜)15時~16時30分

アーティストトーク
 画家 水野暁氏によるギャラリートーク
  日時 8月6日(土曜)15時~16時
 画家 諏訪敦氏によるギャラリートーク
  日時 8月20日(土曜)15時~16時
 画家 石黒賢一郎氏によるギャラリートーク
  日時 9月3日(土曜)15時~16時

夏の子供向けイベント
<磯江毅展関連美術講座>「油彩画に挑戦!リアリズムってなんだろう?」
  日時 8月6日(土曜)、7日(日曜)
     両日共に午前10時30分~午後5時
      ※2日連続の講座です
  対象 小学生4年生~中学3年生
  定員 20名(抽選)
  講師 当館学芸員
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