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展覧会
うす羽の幻想 鏑木昌弥展
2011.06.03(金)~ 2011.07.03(日)
画家・鏑木昌弥(かぶらぎ・まさや/1938年東京生まれ)は、多摩美術大学油画科在学中より人形劇団で美術製作を担当し、画家としての活動を開始します。はじめは油彩画を描いていた鏑木ですが、画材としての鉛筆に価値を見出し、モノクロームに近い禁欲的な作風でスタートしました。繊細で鋭利な線描が重なりあう緻密な描写には目を奪われることでしょう。一方、40年にわたる作品を一堂に顧みると、次々とスタイルを変え、一人の人物から生み出されたとは思えない変幻自在な表現力を持っています。
ながらく練馬区石神井に住んでいたことを機縁に、その画業を網羅するまとまった作品群がこの度、練馬区立美術館のコレクションに加わりました。その中から今展では約50点の作品をセレクトし、鏑木昌弥の画業をご紹介いたします。


<開催案内>

会 期  2011年6月3日(金曜)~7月3日(日曜)

休館日  月曜日

開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)

観覧料  無料


<作家略歴>

鏑木昌弥
1938年 東京都大田区矢口に生まれる。
1962年 多摩美術大学美術学部油画科を卒業。
1963年 第17回前衛美術展に出品。以後’67、’69年にも出品。
都立聾学校などで図工、絵画などを教える(~1999年3月まで)。
1967年 前衛美術会会員となる。練馬区石神井に転居。
1970年 初個展(あかね画廊)を開催。このとき初めて鉛筆画を発表
『三彩』No.259に展評が掲載される。
1976年 個展(さくら画廊企画)を開催。以後、同会場で78年まで毎年開催。
1983年 個展(アートギャラリー環企画)を開催する。以後、毎年開催。
1987年 和紙を使用した最初のシリーズ「後ろ向きと背中の間」が始まる。
1990年 「幻想の力」(宮城県美術館企画)に出品。横浜市保土ヶ谷に転居。
1996年 「女性の肖像―日本の現代美術の顔」(渋谷区松涛美術館企画)に出品。
2008年 早稲田大学會津八一記念博物館にて
「川妻さち子氏寄贈 鏑木昌弥の世界展」を開催。
2009年 福島県立美術館にて「コレクション展2 鏑木昌弥の絵画」を開催。


<会期中のイベント>

学芸員によるギャラリートーク
  日時 6月4日(土)※手話通訳付 、
     6月11日(土)ゲスト 鏑木昌弥(出品作家)、
     6月18日(土)、7月2日(土)
     各日午後2時より会場にて 
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