練馬区立美術館は1985年10月に開館し、2025年には40周年を迎えます。
これを機に、当館ゆかりのアーティストや新旧の学芸員等によるトークイベントと、ロビーコンサートを開催します。またトークに合わせた約20点の収蔵品や資料を展示します。
当館が40年の間に開催した展覧会は200本以上を数え、当初1点のみであった収蔵品は7,500点あまりとなりました。美術館の重要な役割であるコレクションの形成と展覧会開催の背景には、開館前から現在まで、数多くの関係者による様々な対話の積み重ねがあります。
連続トークでは、当館の歴史を紡いできた多様な関係者が集い、準備室時代の思い出から、初期の展覧会の裏話、コレクション形成の軸となった作家作品や、近年話題となった展覧会まで、コレクション及び展覧会について振り返ります。また同時に未来の美術館についてもトークを展開していきます。
<トークイベント>
当館学芸員がゲストの方にお話を伺う対談形式です。
時間:各回14:00~15:30、会場:当館2階展示室
申込不要(開催時間に会場へお集まりください)
※席に限りがございますので、混雑した場合は立見となります。
あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。
【日程・ゲスト・タイトル】
①3月8日(土) 「美術館をつくる-練馬区立美術館のはじまりの物語」
横山勝彦(呉市立美術館館長、元当館学芸員)
②3月9日(日) 「地域と美術館 日芸との関わり」
鞍掛純一(日本大学芸術学部教授)
③3月15日(土) 「日本画の収集と展覧会―開館草創期―」
根崎光男(法政大学名誉教授、元当館学芸員)
④3月16日(日) 「菊池容斎展裏譚(リターン)」
野地耕一郎(泉屋博古館東京館長、元当館学芸員)