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研究
練馬ゆかりの文化人
オーディオこぼれ話(カートリッジの話)
①デッカ MkⅡ(ユニバーサルアーム用アダプター付き)、MkⅢ
①デッカ MkⅡ(ユニバーサルアーム用アダプター付き)、MkⅢ
②オルトフォン SPU-GTE(初期のプラスティク・シェル)
②オルトフォン SPU-GTE(初期のプラスティク・シェル)
③オルトフォン CA25D(モノーラル用)
③オルトフォン CA25D(モノーラル用)
④エンパイア 888DⅠ
④エンパイア 888DⅠ
⑤エンパイア 1000ZE-X<br>SME3009SⅢ用の交換用アームパイプにセットされています。
⑤エンパイア 1000ZE-X
SME3009SⅢ用の交換用アームパイプにセットされています。
⑥テクニクス EPC100C<br>五味さんが入院されたときに、病室でお聴きになったプレーヤーのカートリッジではないかと思われます。
⑥テクニクス EPC100C
五味さんが入院されたときに、病室でお聴きになったプレーヤーのカートリッジではないかと思われます。
⑦テクニクス 205C-ⅡH<br>画像では見えませんが、カートリッジボディに「K.GOMI」のイニシャルが書かれています。
⑦テクニクス 205C-ⅡH
画像では見えませんが、カートリッジボディに「K.GOMI」のイニシャルが書かれています。
⑧ビクター 4MD-1X<br>4チャンネル・ステレオレコードの再生用カートリッジです。
⑧ビクター 4MD-1X
4チャンネル・ステレオレコードの再生用カートリッジです。
⑨EMT用のシェルに装着された、オルトフォンSPU-E<br>小物のなかには、カートリッジを取り外されたGシェルも残っています。
⑨EMT用のシェルに装着された、オルトフォンSPU-E
小物のなかには、カートリッジを取り外されたGシェルも残っています。
カートリッジ発見ばなし
 五味は1970年5月に西ドイツ(当時)EMT社製の930stというレコードプレーヤーを導入し、その性能に驚嘆され、以後は他のレコードプレーヤーはお使いにならなかったのではと思われます。EMTについては著作のなかでも触れられています。
 遺品を受け入れる前の調査で、いろいろなカートリッジがあることはわかっていましたが、「電源変圧器」を発見した際に改めてオーディオキャビネットの引き出しに遺されたものを調べたところ、いくつかのカートリッジが出てきましたので紹介します。
 タンノイGRFオートグラフを注文したのち、「貴社のタンノイで十全なステレオ効果を得るにはいかなるパーツを使用すべきやと問い合わせた。カートリッジは『デッカ』、アンプは『クォード』、アームは『SME』を使用せよとの返事である。」(「西方の音」57ページ「不運なタンノイ」から。)と書かれています。その際に求められたと思われるデッカのMkⅡをはじめとして、以下のカートリッジがありました。
  デッカ    MkⅡ(ユニバーサルアーム用アダプター付)
         MkⅢ(上記のアダプターが利用可能)
  オルトフォン SPU-GTE(初期のプラスティック・シェル)
         CA25D(モノーラル)
  エンパイア  888DⅠ
         1000ZE/X
  テクニクス  EPC100C
         205C-ⅡH(K.GOMIのイニシャル入り)
  ビクター   4MD-1X(4チャンネルステレオ用)

 これらのカートリッジは汚れなどはありましたが、針先等のクリーニングを行い、ユニバーサルアーム付きのレコードプレーヤーで試聴してみたところ、ほとんどのカートリッジが利用可能な状態でした。実用するにはエージングが必要とは思いますが。
 このほかに面白いカートリッジとして、オルトフォンのSPUをGシェルから外して、EMT用のシェルに取り付けたものがありました。
 EMTのトーンアームのコネクターは一般(SMEタイプ)のスクェア型ではなく、クロス(十字)型で、一般のカートリッジ・シェルは使用できないため、SPUをEMTのプレーヤーで聴くために改造されたのではないかと思われます。このSPUもEMT930stで試聴してみましたが、使用可能でした。EMTの専用カートリッジ、TSD15とは違った趣の音です。
 五味は時々カートリッジを交換してレコードを楽しまれていたのではないでしょうか。
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