理事長コラムvol.22「新年のご挨拶」
新年明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。
旧年中は、練馬区文化振興協会に多くのご支援をいただきありがとうございました。
昨年はワールドカップで日本中が大いに盛り上がりました。選手たちの大活躍に心が躍り、彼らから勇気をもらいました。国民の皆さんの気持ちが1つになり、一緒に喜んだり泣いたりしました。改めて、スポーツの力を実感したところです。
スポーツに限らず、文化芸術には、人を元気にしたり、勇気づけたり、幸せにする力があると信じています。
昨年もたくさんの笑顔をお客さまからいただきました。マスクをしていても、皆さまが音楽を楽しんでくださっている気持ち、しっかり届いています。イギリス音楽をテーマにお届けした「真夏の音楽会」では、音楽に乗ってお客さまと一緒にイギリスを旅している気持ちにもなりました。
今年も練馬区文化振興協会では、区民の皆さまにたくさんの元気と幸せをお届けできるよう、幅広いプログラムを用意してまいります。練馬文化センターは休館中ですが、音楽をもっと身近に感じていただける事業として、「お届け!ねりぶん音楽便」を今月から始めます。練馬区立美術館では「本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション」(期間:2/26~4/16)、石神井公園ふるさと文化館では企画展「みんなの校歌―練馬区編」(期間:1/21~3/21)と、「練馬で見られるんだ!」から「練馬だから見られる!」まで、さまざまな体験をお届けします。各館では、感染症対策を徹底し、皆さまのお越しをお待ちしています。今年もぜひ足をお運びいただければ幸いです。
本年が皆さまにとって、素晴らしい1年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
令和5年1月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子