理事長コラムvol.18「秋の深まり」
日に日に秋が深まる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など○○の秋といわれています。厳しかった暑さが終わり寒さが増すまでの秋のひとときは、心にもゆとりができて、いろいろなことを楽しむのにふさわしい季節のように感じます。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、感染者も大きく減少して、10月24日をもって東京都におけるリバウンド防止措置期間が終了しました。街中でも少しずつ日常が戻りつつあります。私も、お客様の前で演奏する機会が増え、生の音楽をお届けできる喜びを肌で感じています。
あちらこちらの美術館や博物館でもさまざまな展覧会が開かれています。練馬区でもこの秋は趣向を凝らして、練馬区立美術館では11月14日(日)まで、チェコ出身でアメリカを代表する絵本作家のピーター・シス展を、ふるさと文化館では11月7日(日)まで、思い出のとしまえん展を開催しています。身近な場所で、文化芸術の秋を楽しんでいただけたら嬉しく思います。
各施設では、引き続き感染防止対策を徹底し、皆様に安心して足をお運びいただけるよう、職員一同努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
令和3年10月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子