理事長コラムvol.17「新年度にあたって」
爛漫の花に彩られ、新しい季節がめぐってきました。
昨年から続く新型コロナウイルスの影響により、皆さま、これまでとは違った形で新年度のスタートを迎えていらっしゃることと思います。
先日、練馬区主催の夏恒例のコンサート「真夏の音楽会vol.3」の延期公演を万全の態勢のもとで開催しました。当日は舞台の上からもお客様が本当に楽しんでくださっている様子がわかり、生の音を共有できる素晴らしさを改めて実感しました。
コロナ禍を通して、いままで「あたりまえ」だったことにも心から感謝の気持ちを抱けるようになりました。新しい挑戦を含めて、これからも前へ進んでいこうと思います。
3月21日をもって、1都3県の緊急事態宣言は解除されましたが、今後も気を緩めることなく、感染症対策を講じながら、心に響く質の高い文化芸術を多くの皆さまにお届けできるように、職員一同努めてまいります。皆さまも見えないウイルスには本当にお気をつけくださいね。
令和3年4月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子