理事長コラムvol.15「施設等の再開について」
梅雨明けも間近、木々の葉が生い茂る季節となりました。
4月7日に発令された緊急事態宣言も5月25日に解除され、日常生活が戻りつつありますが、まだまだ気を付けなければならない状況です。
この間、医療現場の最前線で対応にあたってくださっている医療従事者・医療機関の方々をはじめ、長期間にわたり、感染拡大防止に取り組んでくださったすべての方々に感謝申し上げます。
当協会が管理運営する施設においても、臨時休館を余儀なくされ、皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。
順次、施設を再開し、徐々にではありますが、感染防止対策を徹底したうえで事業を再開しております。再び皆さまに文化芸術に触れる機会をお届けできることを大変うれしく思っております。
そのようななか、ここにきて感染者数が増えてきており、大変心配しています。
当協会としても第2波、第3波をも視野に入れながら細心の注意を払いつつ、事業を再開してまいりますので、皆さまどうか施設にお越しの際には感染予防へのご協力をお願いいたします。
今回の自粛や臨時休館を通じて、文化や芸術は私たちの生活に欠かせない、とても大切なものであると改めて気付かされました。このような時だからこそ、少しでも皆さまに勇気や希望を感じていただけますように文化や芸術をご提供していきたいと思います。
まずは、一日も早く新型コロナウイルスが収束に向かうようにみんなで協力していきましょう。
皆さまも引き続き感染予防に注意されながら、お過ごしください。
※ 各施設では施設利用にあたり、入場制限等の感染拡大防止に取り組んでいます。 詳しくは各施設のホームページをご覧ください。
令和2年7月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子