新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

　練馬区文化振興協会では、今年も区民の皆様のご期待に応えられるよう、舞台芸術から展覧会まで幅広くお楽しみいただけるプログラムを多数用意してまいります。春先にかけて、練馬文化センターでは若者が音楽やダンスでステージを作り上げる「ねりま若者文化祭　ねりパフォ2018」（2/18開催）を、石神井公園ふるさと文化館と同分室では藤沢周平の生誕90周年を記念した２館同時開催の展覧会（期間：2/10～4/1）を、練馬区立美術館ではフランスの代表的なポスター作家・サヴィニャックの展覧会（期間：2/22～4/15）を、それぞれ予定しています。

　練馬区が３月に策定を予定している「みどりの風吹くまちビジョン・アクションプラン」では、区の文化芸術施策に関する主要な事業が示され、実施に向けた取組が進められます。さらに、おおむね10年後から30年後の練馬区を「グランドデザイン構想」として描き、その中で文化芸術の目指す将来像がわかり易く示されるとお聞きしています。練馬区文化振興協会は区民の皆様に喜んでいただける事業を提供するほか、区の定めるこれらの文化芸術施策と密接に連携した事業にも取り組んでまいります。皆様にもお力添えをいただけたら幸いです。

　結びに、本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますことを心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

平成30年1月

（公財）練馬区文化振興協会理事長　大谷康子