大谷康子 練馬のまちから vol.1少し秋らしくなってまいりましたが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
私は相変わらず大好きなヴァイオリンを携えて多くの方々とお会いし、元気をいただいています。
今年はオリンピック・パラリンピックが開催され、熱いパフォーマンスや、
素晴らしいチームワークを見て、人間の可能性や潜在能力の高さに感動しました。
スポーツも私が携わる音楽も、それを行う人、演奏する人だけではなく、見る人、聴く人にも
素晴らしいエネルギーを伝え、元気にすることができます。
その音楽の力を信じ、お年寄りやお子さん、心が疲れた方や、忙しい方にも音楽を届けたいと思って
長く活動してきました。
8月27日には練馬区の順天堂大学練馬病院のロビーにて、ピアノの小山さゆりさんと演奏しました。
同病院では地域の方や入院されている患者さんにやすらぎの時間を持っていただけるよう、
病院内でしばしばコンサートを開催していらっしゃいます。
私が練馬区文化振興協会の理事長に就任したことを知った児島院長からお誘いをいただき、実現する運びとなりました。
私は30年間ほど続けている、各地の病院や被災地などへの訪問演奏を通じて、音楽の力で人々が穏やかになったり、
勇気がわいてきたりすることを実感してきました。
今回も観客のみなさまが熱心に聴いてくださってコンサート後、「感動した、楽しかった、涙が出た・・・」など
直接感想をいただき、私も嬉しく思いました。
10月10日(月・祝)には練馬区立石神井松の風文化公園にて、練馬で初の「みどりの風 練馬薪能」が開催されるとこのこと。
私も一観客として緑あふれる公園の中、伝統芸能の奥深さを味わいます。
みなさまもぜひ、ご覧くださいね。
また、12月21日(水)には練馬区役所で開催の「アトリウムミニステージ」で私が演奏いたします(12:15~12:45)。
お昼のひと時、くつろぎにいらしてください。みなさまにお会いできますことを楽しみにしています。
平成28年9月 大谷康子
※「みどりの風 練馬薪能」は終了しました。
※今後も不定期に大谷理事長のコラムを掲載します。