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松竹歌舞伎舞踊公演の取材会が行われました。
中村芝翫さん
中村橋之助さん

「松竹歌舞伎舞踊公演」の取材会が行われました。


練馬文化センターに松竹の歌舞伎公演が帰ってきます!
中村芝翫さん、橋之助さん、福之助さん、歌之助さん親子が公演への思いを語りました。

令和2年度「松竹大歌舞伎」東コースが新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となり、今回が久々となる練馬での歌舞伎公演。
「松竹歌舞伎舞踊公演」と題して、『操り三番叟』『連獅子』の舞踊2題を上演します。
平成28年の襲名公演以来、6年ぶりとなる親子四人の共演が実現します。

中村芝翫さん ご挨拶
コロナ禍で公演中止が相次ぎ、3年ぶりの地方巡業。親子四人そろって巡業ができるのは大変楽しみにしておりますし、待ち望んでいただいている皆様に、少しでも元気を与えて、熱い歌舞伎をご覧に入れたいと思っております。

中村橋之助さん ご挨拶
父の戦力になるということが、僕の一番の目標でした。父が座頭の公演で、弟二人と三人で戦力になれる第一歩の公演だと思うので、心して勤めたいと思います。

中村福之助さん ご挨拶
襲名披露の巡業以来、たくさんの先輩方のところで様々なお役をさせていただいたので、どれだけ成長しているのか、ぜひ期待して観に来ていただけたら嬉しいです。

中村歌之助さん ご挨拶
巡業には初参加。父と二人での『連獅子』も初めての挑戦となります。コロナ禍の2年間で、できる限り学んできたことをこの巡業で皆様にお見せできればと思います。

今回上演する『操り三番叟』は、五穀豊穣を願う演目。疫病退散の祈りを込めて、「この舞踊公演を通して流行り病が少しでも退散し、これを皮切りにもっと巡業ができるよう、親子そろって勤めさせていただきます」と芝翫さんは語りました。
練馬公演では、三番叟を中村橋之助さん、後見を中村福之助さんが演じます。

もう一つの舞踊『連獅子』は、芝翫さん親子にとって思い出のある演目。平成28年11月に歌舞伎座で行われた襲名公演では、四人連獅子を披露しました。今回は、中村芝翫さんと歌之助さんの二人で親獅子の精と仔獅子の精を勤めます。「親獅子と仔獅子で動と動のぶつかり合いをして、歌之助に舞台の上で何かを感じさせられるように、また僕も歌之助から何かを感じるように、日々成長しながら親子で勤めていきたいと思っています。」と意気込みを語りました。

最後に中村芝翫さんからお客様へのメッセージとして、「この舞踊2題はお子様にご見物いただいても、大変お楽しみいただけるかと思います。入口での検温や消毒など、お客様にご負担をおかけする部分がございますが、皆様ご協力のうえで各劇場、各会館で感染対策をしておりますので、安心して足を運んでいただきたいと思っています」と述べ、締めくくりました。


▶3年ぶりとなる巡業の初日、中村芝翫さん親子が練馬文化センターの舞台に登場します。
令和4年6月30日(木)14時開演 
チケット → https://www.neribun.or.jp/event/detail_n.cgi?id=202202191645234154
 

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