国内外で高く評価されている現代美術家、三島喜美代さんが6月19日、91歳にて永眠されました。心より哀悼の意を表します。
三島さんは、70年余にわたる制作活動を通して、情報とゴミをテーマにユニークな作品を次々と生み出し、時に私たちを驚かせ、微笑ませ、そして考える機会を提供してくださいました。本展は、東京の美術館における初の個展として計画され、三島さんのご意向を確認しながら準備・実施に至ったものですが、残念ながらご本人のご来館は叶わぬこととなってしまいました。
本展は、ご家族のご了解のもと、会期満了まで予定通り実施させていただきます。ご来館くださった皆様におかれましては、三島さんの生涯の作品を心行くまでご鑑賞いただければ幸甚に存じます。
三島喜美代さんのご冥福をお祈りいたします。
2024年6月27日
練馬区立美術館