当館主席学芸員・小野寛子は、公益財団法人西洋美術振興財団より、第18回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞しました。
小野は2022年に開催した企画展「日本の中のマネ―出会い、120年のイメージ―」を企画した学芸員であり、日本のマネ受容の歴史を多くの資料を用いて丹念に辿った意欲的な展覧会として、その業績が評価されました。
公益財団法人西洋美術振興財団は、我が国における西洋美術の振興等を目的として1995年に設立された内閣府所管の公益財団法人です。
西洋美術振興財団賞は、過去2年間における日本全国の西洋美術に関する展覧会の中から、西洋美術の理解と文化交流の促進、西洋美術研究に寄与のあった優れた活動を顕彰するものです。今回受賞した「学術賞」は、多年の研究成果をもとに組織され、今後の研究発展への貢献度が高く、かつ、学術的にも優れた価値を有する展覧会の企画構成担当者に贈られます。
練馬区立美術館は、今後も斬新な視点・切り口の展覧会を通して、より多くの区民や美術ファンに愛される美術館を目指して活動してまいります。
日本の中のマネ ―出会い、120年のイメージ― | 展覧会 | 練馬区立美術館 (neribun.or.jp)