毎年好評をいただいている「練馬ゆかりの名作映画会」。
第6弾は巨匠・溝口健二監督の代表作を2本立てでお送りします。
今回お届けする2作品は1950年代に世界の映画祭で絶賛を博した時代の作品です。日本の古典文学を題材にし、独自の様式美をもった作品たちは溝口の名を世界に知らしめました。
日本映画に名を残す傑作を迫力の35mmフィルムでお楽しみください。
■日時
2017年1月9日(月・祝)
※11:00~併映 日本大学芸術学部映画学科卒業制作作品(入場無料)
13:00~ 西鶴一代女(開場12:30)※併映上映終了後、入れ替えをいたします。
15:35~ 近松物語
■場所
練馬文化センター 小ホール(つつじホール)
■上映作品
西鶴一代女 [1952年 新東宝=児井プロ]
[スタッフ]
監督:溝口健二
原作:井原西鶴
脚本:依田義賢
[出演者]
田中絹代、山根寿子、三船敏郎、宇野重吉 ほか
(白黒 スタンダード 137分)
近松物語 [1954年 大映(京都)]
[スタッフ]
監督:溝口健二
原作:近松門左衛門
劇作:川口松太郎
脚本:依田義賢
[出演者]
長谷川一夫、香川京子、南田洋子、進藤英太郎 ほか
(白黒 スタンダード 103分)
【併映】日本大学芸術学部映画学科卒業制作作品
生の感触(30分 2016年 カラー)
監督 渡邊健悟
撮影 水沼一騎
録音 若元綺香
(ストーリー)
認知症の母を単身支える中年の一人息子。必死で支えるが、不況、介護、生活保護制度の影などが二人を追い詰めていく。誰も頼ることのできなかった二人が選んだ結末とは。
9月の雨は熱かった(30分 2016年 カラー)
監督 伊尻悠希
撮影 森田結貴
録音 清水禎孝
演技 永江榛野、 中井健勇、忠美旬子
(ストーリー)
各務きみこは 23 歳の書店員。出版社に務める男と不倫関係にある。その近いようで遠い関係に彼女は満たされていた。しかし保たれていた日常は次第に崩れていって...。生きていくということ、それは。
■チケット
全席指定 900円(2作品通し) 友の会会員 810円(2枚まで)
※
友の会とは ※併映作品は入場無料
■プレイガイド
○練馬文化センター予約受付専用電話 TEL03-3948-9000(10時~17時)
○窓口:練馬文化センター、大泉学園ゆめりあホール(10:00~20:00)
○カンフェティ TEL 0120-240-540(平日10:00~18:00)
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=36834& ※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※難聴者イヤホン・車いす席をご希望の方は、チケット予約専用電話までお申し込みください。
11月18日(金)10:00~予約受付開始※窓口、カンフェティでの販売は11月19日より行います。
■主催・問合せ
主催: (公財)練馬区文化振興協会、日本大学芸術学部、文化庁、東京国立近代美術館フィルムセンター
協賛: 松竹ブロードキャスティング株式会社
協力: 株式会社オーエムシー
問合せ:(公財)練馬区文化振興協会 TEL 03-3993-3311