都心から近く、閑静な環境の練馬区には、多くの芸術家が創作の場を構えました。
本展では、1930~1950年代にかけて、志を同じくする若い芸術家が集い創作に情熱を傾けた、二つの拠点をご紹介します。
石神井文士の拠点・石神井(アーティストが集まった石神井ホテルや、檀一雄周辺、石神井談話会)、池袋アトリエ村と同時期に30人以上の美術家の卵たちが住みながら、その存在が知られていなかった「練馬アトリエ村」。
若い芸術家たちの格闘と出会い、そして時代とともに忘れられていったことを、今ご紹介します。
展覧会名:「志と仲間たちと―文士たちの石神井、美術家たちの練馬」
会期:平成27年7月4日(土)~9月27日(日)
観覧時間:9:00~18:00
休室日:月曜日(月曜が祝休日の場合は翌平日)
会場:石神井公園ふるさと文化館分室
1階「練馬区ゆかりの文化人」展示室
(石神井松の風文化公園管理棟内)
観覧料:無料
問い合わせ:石神井公園ふるさと文化館分室
TEL03-5372-2572
FAX050-3352-2983
★展覧会中に判明しました!「舟越保武が石彫を教わった石屋さん」
美術学校では石彫を教えなかったため、舟越保武は、練馬アトリエ村近くの
「石屋の親方」に石彫を教わりました。道具を借り、使い方を教わり、
そうした地元の職人の技がのちの名作へとつながっていきます。
展覧会中に、その石屋さんの場所が判明しました。
ぜひ展覧会で確かめてください。
画像:佐藤忠良「少女」ブロンズ/個人蔵
今井ロヂン「猫」油彩/個人像
図録:展覧会図録(小冊子)¥700
展覧会場(分室)で販売。郵送をご希望の方は、上記
ふるさと文化館分室(03-5372-2572)へお問い合わせください。